履歴書を実際に書いてみると、案外履歴書用の書くネタというものが思いつかず、一つ一つの項目のネタが浮かぶのに頭をうんうん捻ることがありますよね。
そうなると、「自己PR」と「学生時代に頑張ったこと」で別々のネタが思いつかず、同じネタを少し目先を変えて書いたら良いかな~…などという誘惑に駆られることもあると思います。
例えば、あなたがテニスサークルでサークルリーダーをしていた場合に、「学生時代に頑張ったこと」の項目で「大学のテニスサークルでリーダーをしており、練習や合宿、試合のスケジュール調整などでみんなの意見を聞いて、うまくサークルを運営することを頑張りました」と書き、自己PRで「テニスサークルでリーダーをした経験から、みんなの意見を調整し、うまくまとめるのが得意です」と書くといった具合です。
あくまで例なので、実際の内容はもう少し膨らませられると思いますが・・・。
しかし、このような誘惑に負けてはいけません。
たとえば上の例でみると、採用担当者は「学生時代に頑張ったこと」の項目を読んで、「なるほど、つまりこの人(あなた)はうまく意見調整して組織の和を取り持つ能力があるのだな。」と、皆まで書いていなくとも、そこに書かれている事実からその人のアピールしたい能力まで読み取ります。
しかし、「自己PR」をみて、「ん?この自己PRはさっきの項目で十分PRできているではないか?他にPRすることがないのかな?」と考え、「この人(あなた)はPRする部分が少なく魅力に欠けるのだな」と、最悪の印象を与えてしまいかねません。
せっかくあなたをアピールするところが二つもあるのに、それを同じもので埋めるのは、アピールのチャンスを一つ潰すばかりではなく、よりマイナスの印象を与えてしまうおそれがあるわけですね。
これでは内定を勝ち取ることは難しいでしょう。
しかし、他にネタが浮かべば簡単に回避することもできるでしょうが、他にネタが浮かばないのも事実です。
一体どうしたらよいのでしょうか・・・??
そこで、同じネタ元を複数の切り口で攻めるという方法をお勧めします。
先ほどの例でいうならば、「テニスサークル」をネタ元に、「学生時代に頑張ったこと」か「自己PR」の一つは「みんなの意見を調整し、うまくまとめあげる力」で埋めることができるわけですが、更に「テニス」というところから、「毎日怪我をすることなく、~~~~と言ったハードな練習スケジュールをこなしていました」と書くことによって、「体が丈夫なこと・体力には自信があること」と言ったこともPRすることができるわけです。
今のは簡易例として挙げただけですのでで、少し稚拙な箇所もあるかもしれませんが、大筋の考え方としてはこんな感じです。
これを参考にして、あなたのがうまくいくことを祈っています。頑張ってください!!
グッドポイント診断で履歴書の自己PRを簡単作成!

リクルートグループのリクナビNEXTのグッドポイント診断を使えば、上記のような約300問の質問に回答していくだけで、下記18の強みの中から5つ、自己PRでアピールすべきあなたの強みを教えてくれます。

後は、その強みを発揮したエピソードを考えるだけで、履歴書の自己PRは完成です!
(リクナビNEXTに登録後、診断可)